IBM・富士通紛争
過去25年間、コンピュータ産業を巡る様々な事件を報道してきた日経コンピュータが、もっとも力を入れて報道したのは、米IBMと富士通の間で起きた知的財産権を巡る紛争であった。IBMと富士通がメインフレームの基本ソフト(OS)に関して秘密裏に協定を結んだが、富士通に協定違反があったとして IBMが仲裁を申し立てた。世界最大手と日本最大手のコンピュータ・メーカー同士がソフトの知的財産権をめぐって激突したのである。両社の戦いは、今日に至るまでコンピュータ産業史最大の事件となっている。この事件について日経コンピュータは質量ともに、他紙・他誌を圧倒する報道を続けた。二代目編集長として報道の陣頭指揮をとった松崎稔氏に、IBM・富士通紛争とその徹底報道の舞台裏について寄稿してもらった(全6回)。
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